新緑

野球という視点で『ひとは情熱がなければ生きていけない』を読んでみました。

浅田次郎さんは、自衛隊にいた経験がおありだそうです。(詳しくは、『ひとは情熱がなければ生きていけない(勇気凜凜ルリの色) (講談社文庫 あ 70-17)』をどうぞ。)

こんな、記述がありました。

軍隊は、定員の三割が消耗すれば、組織的機能が失われてしまうものです。

軍隊というのは、優秀な人間を必ずしも必要としません。死なない、落ちこぼれない、脱落しないことが重要視される底上げの教育です。/一方、一般社会の教育というのは、突出して優秀な人物をつくろうとする、引っ張り上げる教育です。たとえば、東大に何人入ったかという数字が学校の格というか、ステータスになってしまっています。三十人が東大に入ったとしても、その陰で必ず同じ数以上の脱落者が出ているのに、そういう人間は切り捨てられたままです。


切り捨ててしまっている自分がいます。

いや、チャンスは同じように作ります。それが、練習試合で勝てない原因の一つでもありましょう。
しかし、期待のかけ方がちがうとでもいいましょうか。練習時の徹底の仕方といいましょうか。もとめる高さといいましょうか。

結果として、切り捨てているのだと思います。

定員の3割が消耗すれば組織的機能が失われるとしたら、野球なら試合に出ているうちの3人の力が劣っていたら、ということです。チームに5人いたら勝てないということでしょう。

以前何かで、チームの力は、チームの最低レベルの選手の力だ、と聞きました。チームで一番下手な選手の力がチームの力。その選手の力以上に、チームの力はならない。

そう考えても、底上げが必要だということです。そして、そうしてきたつもりでした。

でも、改めて振り返ってみると、切り捨てていたのでした。
心のどこかで。

9人が、と考えていたように思います。そして、二桁の背番号の選手には、それ以外の部分で活躍してもらう、と。


今日からがんばります。
テーマ: 野球全般 -  ジャンル: スポーツ
by あいありがとう  at 05:56 |  野球 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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